今回は『イマネケリフのプロフィールや経歴は?トランスジェンダーではないって本当?』と題して、ボクシング女子アルジェリア代表のイマネ・ケリフ選手のプロフィールや経歴を調査しました。
パリ五輪にボクシング女子の試合で、アルジェリア代表のイマネ・ケリフ選手が、イタリア代表と対戦し圧倒的な力の差を見せつけ勝利しました。
このイマネ・ケリフ選手とは一体何者なのでしょうか。
またイマネ・ケリフ選手について実はトランスジェンダーであるといった噂が飛び交っています。
この記事ではボクシング女子アルジェリア代表のイマネ・ケリフ選手について詳しく紹介しています。
イマネ・ケリフのプロフィール
- 名前:イマネ・ケリフ(Imane KHELIF)
- 生年月日:1999年5月2日
- 年齢:25歳
- 出身地:アルジェリア、ティアレット
- 身長:178cm
イマネ・ケリフの経歴は?
イマネ・ケリフ選手のこれまでのボクシングの経歴をまとめました。
イマネ・ケリフ選手は、2016年リオ五輪でボクシングを観戦したことがきっかけでボクシングを始めます。
幼い頃は生まれ育った村からボクシングジムまで、約10キロの道のりをバスで通っていました。
彼女自身もリサイクル用の金属くずを売るなどし、そのバス代を捻出したそうです。
イマネ・ケリフ選手の父親は女の子がボクシングを行うことに反対しており、順風満帆のボクシング人生ではなかったようです。
- 2020年 東京夏季オリンピックに出場
- 2022年 世界選手権で銀メダル
- 2022年 アフリカ選手権で金メダル
- 2022年 地中海競技大会で金メダル
- 2022年 パリオリンピック 出場
イマネ・ケリフはトランスジェンダーではない?
イマネ・ケリフ選手はトランスジェンダーではありません。
女性として生まれ育ちながら、男性の染色体(XY)を持ち、テストステロン値が高いという特徴の症状性分化疾患です。
男性ホルモン値が高いため、一般的な女性に比べて筋肉などが発達しやすいということです。
8月1日の試合結果を受けて、SNS上にはイマネ・ケリフ選手に対して、性転換をしたトランスジェンダーであるとのデマが多く書き込まれています。
しかし前述のとおり、イマネ・ケリフ選手は性分化疾患であり、トランスジェンダーの問題とは分けて考えるべきです。
今後もイマネ・ケリフ選手のような性分化疾患のスポーツ選手が国際的な大会に出場する可能性は十分あり、出場資格の有無については今後慎重に議論していく必要がありそうです。
まとめ
今回は『イマネケリフのプロフィールや経歴は?トランスジェンダーではないって本当?』と題して、ボクシング女子アルジェリア代表のイマネ・ケリフ選手のプロフィールや経歴を調査しました。
イマネ・ケリフ選手は1999年5月2日生まれの25歳で、アルジェリアのティアレット出身です。
イマネ・ケリフ選手は、2016年リオ五輪でボクシングを観戦したことがきっかけでボクシングを始めました。
以降、数多くの大会に出場しています。
イマネ・ケリフ選手はトランスジェンダーではなく、女性として生まれ育ちながら、男性の染色体(XY)を持つ症状性分化疾患です。
以上、ボクシング女子アルジェリア代表のイマネ・ケリフ選手についてでした。