ボディビルと聞くと、アーノルド・シュワルツェネッガーなど海外のスターが思い浮かぶかもしれません。
でも実は、日本にも世界を驚かせたボディビル界のレジェンドがいたんです。
それが杉田茂(すぎた・しげる)さんです。
1976年に「Mr.ユニバース」で優勝した日本人唯一の世界王者として、杉田茂さんの存在は今なお語り継がれています。
今回はそんな杉田茂さんのプロフィールや経歴、そして偉業についてご紹介します!
杉田茂のプロフィール

まずは基本情報からチェックしていきましょう!
- 名前:杉田 茂(すぎた しげる)
- 生年月日:1947年1月26日
- 出身地:大阪府
- 職業:元プロボディビルダー
- 主な業績
- 1972年:ミスター日本優勝
- 1976年:NABBA Mr.ユニバース・オーバーオール優勝(日本人初)
- 1981年:IFBB Mr.インターナショナル・ミドル級優勝
- ジム経営:1977年に大阪・京橋でジムを開設。国内最大級に成長
- 著書:『筋トレ虎の巻』ほか

このプロフィールだけでも、レジェンド感がにじみ出ていますね!
杉田茂の経歴


ボディビルとの出会いは16歳
杉田さんがトレーニングを始めたのは、なんと16歳!



10代の頃から己の肉体と真剣に向き合っていたなんて、
もうその時点でただ者じゃないです。
1972年、ついに日本のトップである「ミスター日本」のタイトルを獲得。
ここから、杉田さんの名前はボディビル界で一躍有名になりました。
1974年にはアメリカへ渡り、「ボディビル界の神」ビル・パールのもとで修行。
その後、1976年にはロンドンで開催された NABBA Mr.ユニバース に出場し、
- ショートクラス優勝
- 全体の頂点「オーバーオール」優勝
これは本当にとんでもない快挙で、日本人としては前人未到の偉業でした。
杉田さんはこうして「世界一の体を持つ男」になったわけです。
個人的にもこの話を初めて聞いたとき、鳥肌が立ちました。
海外での挑戦って、今でも勇気が要りますが、当時はさらにハードルが高かったはず。
それを乗り越えて結果を出すなんて、まさに「意志の怪物」ですね。
現役引退後もボディビルに貢献
杉田さんは競技を離れた後も、ジム経営や著書、DVDの制作などで後進の育成に尽力してきました。
大阪に開いたジムは日本一の規模にまで成長。



まさに筋肉と情熱の伝道師といったところですね!
まとめ
杉田茂さんは、日本のボディビル界に革命を起こしたパイオニアです。
「日本人初の世界王者」という称号は、これからも色あせることはないでしょう。
2025年4月13日、その生涯を終えましたが、彼の功績と精神は今も受け継がれています。
ボディビルという枠を超えて、“挑戦する生き方”そのものを体現した杉田茂さん。
これから筋トレを始めようとしている人や、目標に向かって頑張っている人にとって、
その生き様はきっと大きな励みになるはずです。